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ホノルルマラソン パート2

2007年12月11日 18:52

とりあえず、ホノルルマラソンを完走した。
といっても、走ったのは25キロ程度で、残りはほとんど歩いてしまった。
やはり、2週間前にテニスをやって、右太ももの裏が肉離れになってしまったのが一番の失敗だ。
テーピングをぐるぐるに巻いて走ったのだが、患部はもちろん、足首、ひざ、ふくらはぎ、腰、お尻、背中、肩と身体の右側は痛いところがないという惨憺たる状態だった。ケガをするとその周辺に負担がかかると聞くが、周辺どころの騒ぎではない。

まあ、それでも完走できたのはよかった。
初めてのチャレンジで、それ以上を望むのは贅沢というものだろう。

しかし、42.195キロというのは、果てしなく長い。
「あ~、あれは長かったな」と思うものがあれば、その18倍長いを思って欲しい。
私にだって、これまでの人生で長かったものはたくさんある。
映画館で観た「ガンジー」も長かったし、過去にバイト先で受けたクレーム電話も長かった。
免許更新のときに聞かされる講義も長いし、話し好きの知人のうんちくも長い。
別れ話を切り出した際、彼女との間に流れた重たい沈黙だって、終わりが来ないんじゃないかと思うほどに長かった。

しかし、42.195キロは特別に長い。
20キロほど走った後にふと時計を見て、残りの距離と時間をイメージしたときの42.195キロは、殺人的に長い。
正直、マラソンを走る前は「きつければ、歩けばいいじゃないか」と安易に思っていた。
それは決して間違いではない。たしかに、きつければ歩けばいい。
ただし、「歩く=きつくない」わけではないのだ。

歩くことの最大の問題点は、いつまでたっても終わらないことだ。
そりゃあ、一歩一歩進むしかないし、その積み重ねがたいへんな距離になることくらい、私だって知っている。
しかし、そんな真実もマラソン途中には無意味に響く。

ひょっとして、42.195キロというのは便宜的に貼り付けられた記号のようなもので、実際には「エンドレス」という意味なのではないか・・・・

そんな思いに駆られるのだ。
この「感覚上のエンドレスタイム」を抜け出すには、走り出すしかない。
ところが、走れば足が痛い。

このジレンマは地獄だった。

42.195キロを走りきれるランナーは別にして、途中で何度か歩いてしまうランナー(実際にはこちらのほうが圧倒的に多い)なら、必ずこのジレンマに苦しめられるはずだ。

この苦しみと何時間も格闘した末に、マラソンのゴールは訪れる。

マラソンを走った後は、疲弊しきった足をひきずって、ハンバーガーショップへ行き、アホみたいに大きなチーズバーガーを食べた。
パンも、ハンバーガーも無駄に大きくて、オニオンリングやポテトフライは皿から溢れ、ピクルスはキューリ一本がまるまる乗っかっている。
「この皿にアホを盛りつけて」と注文すれば、きっとあれが出てくるだろう。

しかし、それが最高だった。
うまく理由は説明できないが、とにかくアホになりかったのだ。

もしこの文章を読んで、私もアホになりたいと思った人には、ホノルルマラソンに参加して、その後アホバーガーを食べることをおすすめする。
苦しいのは確かだが、一度体験してしまうとなぜだか「もう一度アホになりたいな」と思ってしまう。
ホノルルマラソンには、そんなアホ・テイストな魅力がある。
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コメント

  1. 腰痛アドバイザー | URL | -

    腰が痛いのは、辛いですね。

    腰が痛いのは辛いものです。
    私も14年間悩まされました。

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